英単語の暗記が苦手な人はこの勉強法で完璧!【結論:語源を学ぶだけ】
皆さんどうも、くつひもです。
本日は英語学習についての記事です。
英語力向上において、重要なことはなんでしょうか?
それは、語彙力です。
つまりどれだけの単語を知っているのかが、英語力向上に繋がってくるのです。
しかし、英単語の暗記についてこんな悩みを抱えている人もいるのではないでしょうか?
・暗記が苦手でなかなか覚えることが出来ない
・勉強する時間が無いため、少ない時間でより多くの単語を覚えたい
本日は、『英単語の暗記』にスポットを当てて、私のオススメする勉強方法をご紹介します。
もくじ
英単語の暗記にオススメな勉強
【結論】
語源を学ぶこと
語源とは、その語の起源や起源的意味のことを言います。
語源を覚えるとはどのようなことなのか具体的に説明していきます。
例えば、attraction という単語に注目した時、
単語は次のようなパーツで構成されています。
at / tract /ion
『at』は方向や対象を表して「~の方へ」を意味する接頭辞adの異型
『tract』は「引く」を意味する語源
『ion』は名詞を作る働きの接尾辞
このように単語をいくつかのパーツで分けて考えて学習する方法です。
語源を学ぶことによるメリット
語源学習をすることによって以下のメリットがあります。
・同じ語源の単語を芋づる式に増やせる
・語源を知ることで、単語の「正しい意味」が分かる
1つずつ確認していきましょう。
同じ語源の単語を芋づる式に増やせる
一般的な勉強方法である、単語帳、暗記カードによる暗記は
なかなか記憶に残すことが出来ません。
その理由としては、丸暗記は無秩序に並んだ数字を覚えるようなもので、記憶を引き出す時の手がかりが一切無いからです。
しかし、語源を学ぶことによって、記憶を引き出す手がかりを作り、語源に関連する単語も芋づる式に覚えることが出来ます。
例えば先ほど紹介したattractionの例では『-tract』は「引く」という意味だと説明しました。
『-tract』の含まれる単語は他に
・comtract ・extract dsitract
などがあります。
comtractの『com』は「共に」という意味を持つ接頭辞であるためtractの意味を足すと
「引き合う」という意味であることが予測できます。
このように語源を手がかりに関連する単語を語彙として増やすことが出来ます。
語源を知ることで、単語の「正しい意味」が分かる
「survey」と「inspect」はどちらも調べるという意味が単語帳などに載っているかと思います。
しかし語源から意味を考えていくと
「survey」は「sur(上から)vey(見る)」
⇒すなわち「見渡す」「静観する」という意味があります。
「inspect」は「in(中を)spect(見る)」
⇒すなわち「検査する」という意味になります。
語源を学ぶことで似ている単語の意味の違いを知ることが出来ます。
具体的な学習方法
では語彙学習はどのように実践していけばいいのか。
私の実践している学習方法を紹介していきます。
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かんき出版 「英単語の語源図鑑」
この参考書を使って語源について勉強しました。
<1日の勉強の流れ>
1CHAPTER勉強する
↓
前日勉強したCHAPTERを復讐する
たったこれだけです。
人間は忘れる生き物ですので、前日の復習は絶対必要です。
定着率が違います。
この勉強方法では12日で1冊分終わるペースです。
「勉強時間がそんなに取れないよ」という人は1日1CHAPTERじゃなくて3ページなどでもいいかもしれません。
語彙学習の成果
この参考書によると、語彙による学習を1000単語分やれば10000単語レベルの語彙が身につくと語彙研究によって実証されています。
10000単語レベルとはどのくらいかというと、
東大入試の合格:6000単語レベル
ネイティブの平均:30000単語レベル
語彙学習の効率の良さが分かるかと思います。
単語暗記が苦手な人、効率良く単語学習したい人は
語彙学習を取り入れてはいかがでしょうか。
それではまた(^.^)/